相続税の速算表は、一般的な贈与と特例贈与では控除額が異なります。

贈与税の税率

 

贈与税は年間110万円以上の財産を贈与された場合にかかります。贈与税の計算方法は、

 

1.年間のもらった財産の総額を計算します。
2.財産の総額から贈与税の基礎控除額110万円を差し引きます。
3.残りの金額に贈与税率を乗じます。
4.速算表控除額を差し引きます。

 

この速算表は一般的な贈与と特例贈与では控除額が異なります。
特例贈与とは親または祖父母から20歳以上の子へ贈与した場合の贈与税の計算に使用します。
平成27年改正では父母や祖父母から20歳以上の子供が贈与をうける場合は税率が引き下げられました。子供や孫などへの贈与が行いやすくなった形です。

 

贈与税の速算表(平成27年改正)

 

一般的な贈与
贈与税から110万円を引いた金額 税率 控除額
200万円以下 10%
300万円以下 15% 10万円
400万円以下 20% 25万円
600万円以下 30% 65万円
1000万円以下 40% 125万円
1500万円以下 45% 175万円
3000万円以下 50% 250万円
3000万円超え 55% 400万円

 

特例贈与
贈与税から110万円を引いた金額 税率 控除額
200万円以下 10%
400万円以下 15% 10万円
600万円以下 20% 30万円
1000万円以下 30% 90万円
1500万円以下 40% 190万円
3000万円以下 45% 265万円
4500万円以下 50% 415万円
4500万円超え 55% 640万円

 

 

【例】財産の総額が700万円だった場合

 

・一般的な贈与
700万円-110万円(贈与税基礎控除)=590万円
590万円×30%(税率)-65万円(速算表控除額)=112万円(贈与税納税額)
112万円が贈与税の納税額になります。

 

・父母や祖父母から20歳以上の子供が贈与を受けた場合
700万円-110万円(贈与税基礎控除)=590万円
590万円×20%(税率)-30万円(速算表控除額)=88万円(贈与税納税額)
88万円が贈与税の納税額になります。