相続税のしくみ・後編~より具体的な計算方法

相続税のしくみ~その2~

>>まずは相続税の仕組み~前半~をご覧下さい

 

課税遺産総額がプラスの場合、相続税の課税対象となります。
納付までの流れは以下の通りです。

 

実際の遺産分割や遺言に関係なく課税遺産総額を法定相続分で分割した場合の仮の相続税額を計算

配偶者:法定相続分(2分の1)×税率-控除額=相続税額
子供1:法定相続分(4分の1)×税率-控除額=相続税額
子供2:法定相続分(4分の1)×税率-控除額=相続税額

 

配偶者の相続税額+子供1の相続税額+子供2の相続税額=相続税の合計額

 

まず法定相続分にしたがって算出した各人の仮の相続税の合計が、全体の相続税額となります。

 

実際の遺産分割の割合で相続税を各人が分担する

【例】配偶者3分の2、子供1、2の二人が3分の1などの遺産分割を行った場合、税額負担もその割合となります。

 

各相続人に適用される加算や控除があれば、その加除を行う

さらに、ここから相続税の2割加算、及び各種の税額控除を行います。
2割加算とは、相続順位が下位の人(兄弟姉妹など)が相続した場合に、その人の相続税額が20%増しになるという制度です。
相続順位が低い人は“運よく”不労所得を得たことになるので税の負担率を上げたというものです。
また、孫へ相続させる事によって、本来親、子、孫、と2回相続税が掛かるはずの税金が1回で済むことになってしまうため、その分を高くしています。